愛犬小町の成長
小町がやってきて、娘のいない我が家は末娘を育ててるかのように可愛がりました。

すぐにトイレも覚えてくれました。
最初は食糞に悩みましたが、お散歩デビューをすると一切家の中ではトイレをしなくなりなした。
そのため、大雨でも、台風でも毎日2、3回はトイレのために外に出ます。
柴犬は綺麗好きらしく、家でトイレをしないワンちゃんが多いみたいで、台風の日、散歩ですれ違うのは柴ばかりです(^-^;

ペットショップのお姉さんにも、この子は大きくなりますと言われ、体重も2倍、3倍、4倍とスクスク育ちました!(^^)
そしてあっという間に、考えたくなかった「避妊手術をするか、しないか」を決める6ケ月になろうとしていました。
決断の時
「産まないなら手術はした方がいい」という周りの意見に、同じ女性として小町の手術をすることに私は悩みました。
私達が勝手に決めていいものか。
小町は赤ちゃんを産みたいのかもしれないのに・・・。
何日も考えました。
あまりにも悩む私に主人は、「先生に相談しようか」と言いました。
小町の健康状態を診てもらいながら先生の話を聞きました。
主人は、「本当におりこうに育ってくれ、小町の子なら顔も可愛いし、いい子が生まれるだろう。でも、生まれた子を全部うちに置いて育てられるわけではない。そうなれば、小町から子を引き離すことになってしまう。その方が小町が可哀想じゃないか。産ませないなら先生の言う、病気になるリスクを考えて早めにしてあげた方がいいのではないか」と。
それなら、今、ここにいる小町を精一杯可愛がり、うちにきて良かったと小町が思える犬生にしよう!!

悩んで悩んだ末、生後6ヶ月末になったら手術をお願いすることにしました。
生理が始まる
生後6ヶ月。
急に体調が悪そうにしている小町。
6ヶ月になってすぐに生理になりました。
手術は生理が終わって1ヶ月間様子をみてからになりました。
私はまた悩みました。もしかしたら手術をしたくないから早く生理がきてしまったのではないか・・・。
生理の間、人間と同じようにぐったりする小町。
約2週間続くと言われる中、2週間過ぎても終わらず。
いつもはオモチャやボールをもってきて遊んで!!というのにオモチャにすら触れない。
見ている方も辛くなりました。
散歩も他のワンちゃんとすれ違わない時間を選び、トイレだけするのがやっとでした。
こんなのが1年に2回もくるのも可哀想。それなら早く手術をしてあげよう!そう思いました。
小町のお母さんは偉いなあ。こんな辛い生理を繰り返しても可愛い小町を産んでくれてありがとう♡
術前術後
小町の体調も戻り、生後8ヶ月。
術前検査も異常なしでいよいよその日を待つのみでした。
手術前の休日、しばらく走ったりできなくなるから思いっきり遊ばせてあげよう!
自転車に乗せて10分ぐらい離れた芝生の公園に行きました。
頑張るんだよ!こま!!

手術当日の朝、小町を病院へ送っていきました。
手術はお昼過ぎから始まるそうで、終わったら連絡してくれるみたいでした。
ちゃんと麻酔は効いたかな。痛くないかな・・・。
午後3時
「無事に終わって今、目が覚めましたよ。」と先生から連絡がありました。
うちに来てから8ヶ月、一度も預けたことのない小町が夜眠れるか、鳴いてないか心配でした。
翌日、仕事を終えて迎えに行くとまずは手術の説明をしてくれました。
小町は体型も大きいので子宮も大きかったようです。
先生に「見ますか?」と言われ、主人は「無理、無理」と言うので私は見せてもらいました。それは、ピンク色のとても綺麗な子宮と卵巣でした。
その後、ケージに入っていた小町を迎えに行くと、飛び出てきていきなりうれしょん。
(当時うれしょんがすごく(^^;))
よく頑張ったね!偉かったよ!!
さあ、帰ろう!もうずっと一緒だよ!!
トイレが家でできない小町は少しだけでも外に出してあげなくてはなりません。
1週間後の抜糸までエリザベスカラーをつけておくと散歩中、外の壁にぶつかってしまい大変なので手術着をネットで注文しました。

術後2,3日は寝てばかりで生理の時みたいにぐったりしていたけど、傷口の経過も良く、抜糸する頃には元の元気な小町に戻っていました。
本当に悩んだ避妊手術ですが、後悔はしていません。
手術をするか、しないかで悩んでいる方もたくさんいらっしゃると思いますが、愛犬にとって何が大切かを考えて決断していただけたらと思います。

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